しばらくぶりでした。今日は「綴り字の発音」の続きです。複母音字、鼻母音、半母音、子音字と、ひと通り「法則」を眺め、いくつかの具体例と一緒に練習をしてみました。この「綴り字の発音」は結構退屈なところになりがちですが、ぐっとこらえて、いろいろな例を追加しながら、少しくどいくらいに練習してみた次第です。私は、初級フランス語の学習において、この、しばしば退屈で寝てしまいそうになる「綴り字の発音」という部分が最も重要であると常々思っております。書かれている文字が発音できないというのは単純に言って苦痛ではないでしょうか。書かれている文字が(たとえ意味はわからなくとも)少なくとも発音できるということによって、物質としての言葉に少なくとも愛を通わせているということにはなるのではないでしょうか。愛のない学習は苦しいものですよね。今日は結局、p.11の4番(前置詞と定冠詞の縮約)の前まで、つまり、不定冠詞、定冠詞、部分冠詞の説明をざっと行い、p.12の練習の1〜3を終えました。来週は、残りを片付け、第2課に入ります。解説を読んで練習問題を解いておいてください。なお、来週は、小テストを実施します。配点は10点。「綴り字の読み方」の問題を出します(カタカナで読みをつける問題とディクテーションです)。p.6-9を徹底的に復習し、「綴り字の発音の法則」を覚えてきてください。では、また。