最終回(筆記試験実施)

 今日は、予定通り、筆記試験を実施しました。前期に比べて受講者の数は少なかったのですが、その分、少数精鋭となったようです。答案をざっと拝見したところ、ちゃんとテクストを読み込み、自分自身の問題意識に基づいてテーマを設定しているもの(私の期待の地平に応えてくれているもの)が、いくつも見られ、点数をつけねばならない側の人間として、素直に喜んでおります。しばらくの間、評価のための時間をいただきます(点数と私のコメントをどうしても知りたいという方は、来週1月26日以降、メールでコンタクトを取ってください)。この2月と3月、比較的時間に余裕のある時期に、皆さん自身の問題意識や感性のアンテナに従って、どんどん本を読んでいっていただきたいと思います。正直に(愚直に)読んだ経験だけが、皆さんの力というかセンスの良さになるということは、もうよくおわかりの通りです。機会があれば、また、お会いしましょう。まずは、お疲れ様でした。