今日は第7課の本文・練習問題すべて終えました。前半は1800年6月のマレンゴの戦い(かの有名な「アルプス越え」作戦)の英雄的な話(ドセー将軍の加勢がなかったら危なかったのですね)、後半は2007年6月、マレンゴの戦いでナポレオンが使ったというサーベルがオークションに出され、ボナパルト家の末裔が約8億円で落札したという話でした。文章も平易でしたので、早めに終わりました。というわけで、前回に続き、あまった時間を、昨日付けの『ル・モンド』電子版の記事(スウェーデンの自動車メーカー・ボルボのリストラの話)の翻訳にあてました。いきなり辞書を引いて訳すのではなく、ざっと眺めて、知った単語を押さえ、どんな話題なのか見当をつけてから、正確な論理関係を辞書を引きつつ追跡するという身振りが効率的です。リストラは世界共通の話題。相当する日本語も日ごろ新聞やテレビでよく触れる語彙のはずです。法学・経済の学生さんたちには専門に近いテーマだと思います。余裕のある方は、時々、インターネットでフランスのマスコミのサイトを眺めてみることをおすすめします。