今日は「柘榴」のテクストをひととおり読んでみました。語彙、文法、構文などに注意しながら、とりあえずは大雑把であっても、とにかく全体のイメージをつかむように努めました。来週は、今日読んだところで、もうひとつすっきりしない部分を中心に、ローラーの注釈(これはひととおり読みます)とピエーロの注釈(すっきりしない部分に絞って要約的に見ます)を参考にして、一段つっこんで、読んでみましょう。詩はやっぱり音が大事です。しっかりと音を舌で確かめながら、イメージや意味の広がりを味わうという姿勢でいきましょう。音を大事にする訓練として、次回までに、この八音節のソネットを暗誦してくることを宿題としました。授業の初めに暗誦大会をやりますので、しっかり「肉体化」してきてください。それでは、また来週。