開講しました

 授業概要と成績評価の方法などを説明したのち、さっそくクラシック・ラルース版で「眠る女」(『魅惑』唯一の正韻ソネット)の読みに入りました。イメージがよくつかめるまで、構文・語彙などをゆっくりと解きほぐしながら、4行だけ読みました。来週は、この典型的にクラシックなソネット(しかし、その内容は、まったくモダン)を終わりまで読みます。ジェームズ・ローラーの注釈を次回までに読んできてください。余力があれば、セルジュ・ゴベールの注釈もお願いします。まず、とにかく、徹底的に読む、テクストに親しむところから始めて、続いて、テクスト生成の過程に注意を転じていくという流れになるでしょう。登録される学生の方々、これから、よろしくお願いします。