今日は第20課「ヴェルサイユの亡霊」を全部終えました。ポイントは前回に引き続き、単純過去形(vecurentとかmourutとかdevintとか)に慣れることです。プチ・トリアノンは古代様式による建築物ですが、古代様式(新古典主義)の流行は、当時、イタリアのポンペイ発掘などの考古学的発見の影響を受けたものであるという指摘は勉強になりましたね。さて、この教科書もすべて無事終えることができました。これも、受講者の皆さんが毎回きちんと予習をこなしてきてくれたおかげです。授業では、できるだけ声を出して一緒に朗読するように努力してきました。音読は外国語学習の基本だと思います。展開フランス語が終わってしまえば、とりあえず単位は取ったということで、もうフランス語と接する機会がなくなってしまう方もおられるかもしれません。しかし、時々、教科書を取り出して、どこか好きな箇所を声に出して読んでみれば、フランス語を忘れてしまうことはないだろうと思います。モチベーションの高い皆さんには、是非、フランス語検定で2級以上の取得を目指していただきたいと願っております。
 次週1月17日は予定通り、期末テストを行います。追試はありませんので、必ず受けてください。テキストからの出題範囲は15課から20課までとなります(25点)。実力テスト(10点)は本物の記事をコピーしたものを出します。どうか全力を挙げて頑張ってください。最終回1月24日は皆さんの答案コピーを返却し、実力テストの記事とあわせて解説をしたのち、今学期の達成状況を10月初めに書いていただいたミニットペーパーに記述してもらい、同時に、授業評価アンケートに答えていただいて、すべての終わりとなります。フランス語でもTout est bien qui finit bien.(終わりよければすべてよし)と言います。皆さん体調を整えて、ラストをキレイに飾ってください。