今日は少々スピーディに授業を進め、おかげさまで、予定通り第14課を終えることができました。オデオン座は1990年以降「ヨーロッパ劇場」という名前を伴うようになり、いろんな国の劇団がそれぞれの国語で上演し、その際は、せりふのフランス語訳が舞台の上のほうに表示されるようになったというお話でした。「原語版字幕付き」という表現については、映画の場合、字幕は画面の下のほうに出るので、たとえば「この映画はen V.O. sous-titreだ」と言いますが、オデオン座の演劇の場合は、せりふの字幕は舞台の上のほうに出るので、「この劇はen V. O. sur-titre」と言うわけです。オデオン座のサイトはこちらをどうぞ(→Odéon-Théâtre de l'Europe)。冬は芝居のシーズンです。個人的には、パレ・ロワイヤルの隅のところにあるコメディー・フランセーズで、遠く地下鉄の音を感じながら、モリエールラシーヌの芝居を(テクストを少し「予習」して)見るのが好きです。今度、機会があれば、オデオンのほうにも行ってみたいなあと思いました。さてさて、来週は予定通り中間テストです。教科書からの出題範囲は10課から14課までです(25点)。あと、実力問題があります(10点)。追試はありませんので、どうぞ、元気にトライしてください。