美術館のルパン

セーシェル(マヘ島)

 第7課を読みました。お金のためでなく、純粋な絵画鑑賞の快楽のためだけに、7年間で230点の絵やオブジェを、ヨーロッパ中の美術館から盗んだ男の話。本当の泥棒は画商の連中だ、だって、奴らは1万ユーロで買った絵を10万ユーロで転売するのだから、とか、盗むのはいたって簡単、セキュリティシステムのほとんどは役立たずだから、とか、男のセリフが利いていました。刑期を終えたら、美術業界で働きたい、という男について、職は簡単に見つかるだろう、だって、彼は、作品とセキュリティシステムの両方の「エキスパート」だから、というラストの一文も、それなりに利いていました。
 さて、いよいよ次回は期末テストです。形式は中間テストと同様ですが、配点が変わります。教科書からの出題範囲は3課から7課まで(辞書利用不可)で、配点は25点です。プラス、十行程の記事を訳してもらう実力問題(こちらは辞書利用可)の配点が10点。合計35点となります。しっかり準備をして、元気よく臨んでください。