2018-11-21から1日間の記事一覧

今日は、フローベール『ボヴァリー夫人』から小説の中心部に置かれた、有名なエピソード「農事共進会の場」を読みました。政治と恋愛という二つのレベルの紋切り型表現が交互に置かれた、フローベールの言語意識の現代性がダイレクトに伝わってくる箇所でし…

今日は、前回の復習をしながら、まず、1919年の「精神の危機」における「モデルヌ」の定義を紹介し、それが1932年のマネ論の記述(p.1354冒頭の数行)と内容的には同じであることを指摘しました。続いて、ボードレールの詩とマネの絵の対応関係について、具…