今日は、前回の復習をしながら、まず、1919年の「精神の危機」における「モデルヌ」の定義を紹介し、それが1932年のマネ論の記述(p.1354冒頭の数行)と内容的には同じであることを指摘しました。続いて、ボードレールの詩とマネの絵の対応関係について、具体的なテクストと絵画の情報を示していただきました。ローラ・ド・ヴァランスについての記述の終わり、p.1355の下から7行目まで、読みました。次回は12月5日となります。引き続き、ご準備のほどよろしくお願いいたします。