2013-07-10から1日間の記事一覧

今日は、ボードレールの『パリの憂鬱』24番「計画」の最後まで、読みました。熱帯の海辺の小屋の描写は、何かの絵画を見ているような印象を受けましたね。ついでに、1857年の初出テクストをざっと見ました。最後の部分が明らかに異なっていました。さて、授…

今日は、「序説」の第18段落を読み、拙論「同一化原理をめぐって」のうち重要な資料――ポーの原テキストと「同一化原理」と題するヴァレリーの1893年の断章――について解説的な紹介を試みました。プレイヤード版1171頁の原注部分の解釈は、学生の皆さんの鋭い…