前年度後期、前々年度後期にひきつづき、ヴァレリーの珠玉のエッセー『ドガ ダンス デッサン』（1936年）を読んでいきます。今日はプリントを配付し、プロジェクターにテクストや辞書などを映し出しながら、数行分だけですが、ゆっくりと読んでみました。自…

ヴァレリーの詩集『魅惑』に収録されている未完の大作「ナルシス断章」を読みます。初回の今日は、テクストと参考文献の簡単な紹介を行い、1890年の「ナルシス語る」と1926年の「ナルシス断章」とのあいだにある興味深い距離について、きわめて明快な見通し…