開講しました!

 19世紀末象徴主義の時代に活躍した文人マルセル・シュオブの短編小説を読む授業です。シュオブの計算され尽くした文章には隙(スキ)がありません。まじめに読み込めば、必ず何かを返してくれる、そんな読み応えのある文章です。今日は短編集『二重の心』から「081号列車」の読みに入りました。最初の二段落分について、構文や文法などを復習しながら、説明しました。来週から、受講者の方々にも訳していただきますので、とりあえず77頁3行目まで、予習をどうぞよろしく。