今日は、『少年十字軍』第1章に当たる「ゴリヤールの話」に入り、テキストp.484の下から10行目まで、読みました。奇跡の光景を目にしたゴリヤール(乞食僧)が喜びと春の陽気に浮かれて、とりとめのない(脈絡のない)話をするのですが、その素朴な感じが、かえって、子供たちの素朴さを浮き彫りにする効果を発揮して、全体の印象は、憐憫に訴える、哀切なものになっています。非常に詩的な文章です。次回は連休明けの5月10日となります。残りを終え、第2章を読みます。予習をどうぞよろしく。