今日は、p.124の上から3行目まで、読みました。内面の劇を注視しようではないか、とヴァレリーは言います。イメージの科学の可能性への期待がみなぎるこの箇所は、かなり難解な印象を与えるかもしれません。なぜ難解かというと、それは、読者である私たちが普段あまり考えたこともないようなことが書かれているからだと思います。思考についての意識というテーマはヴァレリーの生涯のテーマであり、このテーマはp.124以下で、さらに詳しく展開されます。予習をどうぞよろしく。