今日は、p.11の下から8行目まで、読みました。黄金仮面の王が通り抜けていく祝宴の間の描写は、前回の霧のたなびく風景描写と同様、やはり、背景による前景の浮き彫りでしょう。「Il y avait 〜があった」という叙述が単調に三回繰り返されますが、その書かれ方自体が、すでに意味を失った場の空虚さの描写になっているようです。では、また来週。