今日は、マルセル・シュオブ『黄金仮面の王』を読む授業の第三回です。p.6の上から6行目まで、読みました。槍の刀身のきらめきと鳴り響きのなかを、生身の素顔をさらした盲目のひじりが入場します。彼は論理的で正直な感性の持ち主です。彼の鋭い観察は仮面の世界の虚偽を暴いていきます。この先、物語はいったいどうなるのでしょうか? 次回は連休明け5月11日となります。絶版名著『実習フランス語教程』(白水社)から「前置詞+lequel等」の関係代名詞の解説部分と練習問題の頁のコピーを配付しました。173番と174番を宿題とします。それでは、皆さん、よいゴールデンウィークをお過ごしください。