開講しました!

 後期はヴァレリーパスカル論「パンセの一句を主題とする変奏曲」を読みます。初回の今日は導入として、プレイヤード版の注(pp.1738-1739)を読みながら、刊行テクストの変遷や、他の関連テクストを紹介しました。来週から、まず、1923年の本文を通して読み、その後で、1930年のヴァレリーによる自註を通して読んでいきます。参照されているパスカルの断章も随時丁寧に読んでいく予定です。今期もよろしくお付き合いください。