5月1日開催のウィリアム・マルクス先生のセミナーはたいへん勉強になりましたね。これからの授業でも時々参照させていただく予定です。さて、今日は、「アポロンの巫女」の4〜6詩節を、読みました。3〜5で我が身を嘆いた巫女は、6〜8でみずからの死を願います。6では、大蛇ピュトーのイメージに、髪が蛇で見るものを石と化したメデューサのイメージが重なり、鳥肌の立つような凄惨な情景が描きだされていました。さて、この先、巫女の物語はどうなっていくのでしょう。次回は11詩節の終わりまで読む予定です。予習をどうぞよろしく。