開講しました!

 今日は初回なので、まず、この授業の概要、成績評価の方法などを説明してから、これまでの経緯をざっと説明しました。去年に引き続き、ヴァレリーの詩集『魅惑』を少しずつ読んでいきます。今年度最初に読む詩はLa Pythie(「ピュティア」「アポロンの巫女」「デルフォイの巫女」など訳語は複数可)です。モネスティエによるクラシック・ラルース版のテキストとワルゼールによる注釈のコピーをお配りし、さっそくモネスティエによる導入の解説を読みました。ヴァレリーの詩はほとんどが「詩の詩」(メタポエム)ですが、この詩もそうかもしれません。次回は本文の読みに入ります。差し当たって50行ほど、予習をよろしくお願いします。では、また来週。