今日は、ヴァレリーの「レオナルド・ダ・ヴィンチ方法序説」で展開されている想像力論とも関係深い、言語表現の問題について、明日開催予定のベネディクト・ゴリヨ先生の講演の議論(あらかじめいただいたテクスト)を紹介しながら、フランスの現代詩人たちの詩論や実際の詩の試みを検討しながら、考えてみました。現代詩は難解なものが多いですが、尖鋭な表現意識という一点においてみれば、試みそのものはシンプルかもしれません。この授業の出席者の皆さんは、是非、明日の講演会にご出席ください。また、懇親会の折を利用して、ゴリヨ先生にいろいろと質問を投げかけてみてください。