今日は、「歩み」についてのワルゼールの解説に入り、p.265の引用文の前6行目(circuler en lui)まで、読みました。解説や論文を読むのは、それなりに訓練が必要です。論の流れを追いつつ、節目節目で論の構成、主張のポイントを確認する癖をつけましょう。こうした、論文の読み方は、特にフランス語論文に限らないことと思います。時折、わかりにくい箇所も出てきますが、そういうときは、前後の文脈を確認してから、あるいは全体を見渡したあとで、そこに戻ってみると、論理がうまくつながって納得がいく場合がよくあります。来週は残りを読みます。予習をよろしく。