今日は、プレイヤード版p.1178の下から8行目まで、読みました。詩的なエクフラシスが続きます。特に「飛ぶ人間」の部分は、「序説」末尾の『鳥の飛翔に関する手稿』からの引用文と合せて、ヴァレリーにおけるレオナルドのイメージのなかでも、決定的に重要な、そして最も美しいイメージとなっているところです。レオナルド手稿の美的読書体験に裏打ちされた、この詩的エクフラシスのテクストは、私たちにとって幸せなことに、もう少し続きます。予習をどうぞよろしく。