「レオナルド・ダ・ヴィンチ方法序説」読解の続きです。今日は、プレイヤード版p.1177の19行目まで、読みました。「序説」のなかでも、特に書き手ヴァレリーの詩人的要素が活き活きと感じられる、いわば昂揚した部分です。参照されているレオナルドの図版をできるだけ紹介しながら、また、表現の工夫(アリテラシオンやキアスムといったレトリック)にも注意を払いながら、レオナルド的な精神のダイナミックなアナロジーの運動を味わいました。この美しい部分はもうしばらく続きます。予習をよろしく。