今日は、ボードレール散文詩「孤独」の残り、そして、ロベール・コップによる注のうちp.309のラ・ブリュイエールの前まで、読みました。注のp.308に紹介されている1855年版のテクストと1864年の最終版テクストと比べると、だいぶ違っていることに気づきます。1855年版のほうがずっとすっきりしているように思われます。それがその後、ややぐちゃぐちゃしたかたちに変わるわけです。今回は深入りしませんが、何かありそうな感じがしますね。来週は、「孤独」の注の残り(ソネット「みみずく」のプリントを配りました)、そして、続く第24篇「計画」(これもプリントを配りました)を読む予定です。予習をよろしく。