開講しました!

 本日、開講しました。前期に引き続き、今期もヴァレリーの「レオナルドと哲学者たち」を読んでいきます。今日は、p.1259の一番下まで、読みました。レオナルドにとって絵画こそが哲学であったというくだりです。夏休み中に少しだけパリの国立図書館に寄って、ヴァレリーダ・ヴィンチ論関係の草稿類を調べてきました。ヴァレリーはレオナルド手稿から関心のある部分を選んで自らフランス語訳をつけるという試みに着手したことがありますが、今日は、そのなかから、今読んでいるテキストと関連する調査結果の一部をご紹介しました。時々、ヴァレリーの草稿の話にも触れることができたらと思います。それでは、また来週。