前期最終回

 今日は、「夏」についてのホワイティングの注釈の残りを読み終え、最後にベルマン=ノエルの論文の内容に少しだけ触れました。結局7月の授業四回分ほどを「夏」の読みに費やしてしまいましたが、まだまだ謎は多く、消化不良感があります。しかし、こうした、濃密で、謎に満ちた詩、簡単には読み下せない、消化の難しい詩が、逆にとても印象深く、また、とても面白く感じられるというのは事実です。さて、前期のこの授業はこれで終了となります。あとは、皆さんの力作レポートを、首を長くして待つのみとなりました。8月3日(金)17時締切厳守で、よろしくお願いいたします。「夏」を読み終えた皆さんに、どうか、よい夏休みが訪れますように。