今日は、「フランス語圏クレオール文芸の問題性」というテーマに基づいて、クレオール研究の意義や重要なテクストを少し紹介してから、フランス植民地時代のマルチニック島の生活風景を描いた映画「マルチニックの少年」(ユーザン・パルシー監督、1983年)を一部省略しつつ見てみました。人気グループ「マラヴォワ」の軽快なテーマ音楽とともに、忘れがたい印象を残す佳品です。「クレオール」という問題圏に関心を抱くきっかけとなれば幸いです。