今日は、La Belle au bois dormant(1891年)のテクストをひととおり確認してから、Whitingの注釈を読みました。この詩が、Blancなどに典型的な「1890年の美学」(非現実・薄味淡麗志向)と、La Fileuseに典型的な感覚主義的リアリズムのちょうど半ばに位置する、移行期の詩篇であることが説かれていました。次回は、次の詩篇「皇帝」を読みます。注釈もひととおり目を通しておいてくだされば幸いです。では、また来週。