今日はまず小テスト第2回をやりました。答え合わせと解説をしてから、テキスト第16課(半過去)を終えました。残った時間は、冬休みの宿題プリントの答え合わせを4のVまで終えました。来週はテキスト第17課と第18課を片付け、宿題プリントの答え合わせを先に進める予定です。
 p.43のディクテの1)で、Dans mon enfance, j'allais a l'eglise tous les dimanches.という文がありました。半過去の練習問題ですが、これを説明しながら、先日訪れたランス(Reims=パリから東へTGVで45分)のことを思い出していました。ちょうど日曜日の朝10時半から11時の頃合いに、まずサン=ジャック教会で、続いてノートルダム大聖堂でミサに出くわし、少しだけ立会いました。鐘が鳴ると、家族連れで人々が三々五々集まってきます。パイプオルガンの響く中、賛美歌を歌ったり、司祭さんのお話や聖書の一節の朗読を聞いたりします。日曜朝のミサ通いが、生活習慣のリズムの一部として、形骸とならずに根付いている人々が、フランスには、まだまだいるのだなあ、と感じ入った次第です。でも、「子供時代は毎日曜日教会に通ったものだ」という文には、しかし、その後、青年期以降は行かなくなったなあというニュアンスがあるように思います。家族に連れられていった日曜日のミサの、あの教会の中のシーンと引き締まった空間の記憶は、ノスタルジックな想いと共に、この例文の語り手のうちに堅固に存在しているのでしょうか。