開講しました!

 当面、デカルトパスカルについてのヴァレリーの文章を同時並行的に(あるいは交互に)読んでいく予定です。今日は、デカルトの『方法序説』(1637年)刊行300周年を記念して開催された第9回国際哲学会でのヴァレリーの講演「デカルト」(1937年)の読みにさっそく入り、冒頭の挨拶部分にあたるp.794(プレイヤード版第1巻)の2行目まで、読みました。次回は、「デカルト」の続きを少し読む一方で、パスカル(1623-1662)の生誕300周年を記念した雑誌に掲載されたヴァレリーの文章「『パンセ』の一句を主題とする変奏曲」(1923年)をお配りし、少し読んでみる予定です。