今日は、「帯」を読みました。11行目から12行目の「私の沈黙とこの世界との最後の絆」は夜の訪れと共に切れていきます。その絆がフェイドアウトしていく様を、12行目の終わりの省略符号はよく示しています。続く最終詩節の「不在、存在」のあとの省略符号も、フェイドアウトしていく絆の様子を示しているように思われます。結果的には、モネスティエさんの註の説明に合流します。来週は年内ラストとなります。ワルゼールさんの解説を読みます。もし時間があれば、次の詩「眠る女」に入りますので、一応、予習をよろしくお願いします。レポート課題は前期と同様です。提出締切は後日、お知らせします。