2019-04-25から1日間の記事一覧

「内面の書物」のなかで作者・読者・書物は溶け合う

今日は『文学の第三共和政』第2部の前半部プルースト論の第9節を解説しました。プルーストの書物論では「作者、読者、そして書物は、それぞれの同一性を失い、互いに廃棄し合って、あの我々ひとりひとりの《内面の書物》、そのレクチュールがエクリチュール…