今日は、引き続きフローベール感情教育』について、アルヌー夫人と出会うシーンを細かく分析してから、ポン=ヌフ橋で昂揚するフレデリックの姿に関するテーマ的読解を試みました。テクストが詩と同じ密度を備えているので、様々な批評がいくらでも可能です。それほど濃いテクストだということです。今日でひと通りちょうどよい区切りを迎えることができました。授業評価アンケートを実施しました。次回は1月21日、筆記試験となります。18世紀〜19世紀のフランス文学作品からひとつを選び、テーマを設定して、2000字〜2400字程度で論じなさい、という課題です。資料等の持ち込みは不可です。十分な準備をして臨んでください。皆さんの力作を期待しております。