2019-01-09から1日間の記事一覧

今日は、マラルメの青年時代の実存的なメタポエムを二篇、「陽春」と「鐘を撞く人」を読み、最後に少々急ぎでしたが「蒼空」を読んでから、友人カザリス宛ての手紙の一節から「ものではなく、ものが産み出す効果を描くこと」という象徴主義の基本原理を紹介…

今日は、前回読んだヴァレリー「マネの勝利」の「巨匠」の定義部分を再読し、瞬間と永遠を同時実現する作品を作る大芸術家がその定義となっていることを確認し、ボードレールの現代性概念、マラルメの芸術論、そして二人の先輩大詩人に連なるヴァレリーの芸…